野田市で鍼灸・訪問マッサージをお探しなら
関根鍼灸院
〒278-0046 千葉県野田市谷津780
診療時間 | 月曜・火曜・水曜・金曜・土曜:9時から12時、13時から20時 完全予約制 |
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アクセス | 七光台駅から徒歩7分 無料駐車場完備 |
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97歳女性 E様 野田市
今日の日付をお伝えすると、
「そんなの構わねーんだよ」
と笑いながらおっしゃる患者様。
そんな患者様がある時、
「19歳の時に農家のことを知らないで農家の家に嫁に来て、お姑に鍛えられて、よく一人でイチョウの木の下で泣いたよー」
とお話してくださいました。
「その涙が木の栄養となり、こんなに立派な大木になったのですね」
と二人で笑いました。
ご家族様にお伺いすると、普通のイチョウの木よりも黄色くなるのが少し遅いそうです。
患者様の人生の思い出がありました。
患者様との思い出の大木です。
80代女性 B様 野田市
患者様との話題の一つに、一富士二鷹三茄子の諺がございます。
患者様の部屋に貼ってあります一富士二鷹三茄子のカレンダーの表紙です。
諺の意味は、夢に見ると縁起が良いものを順に三つ並べたもの。
特に初夢についていう。
初夢とは新しい年を迎え最初に就寝した夜に見る夢のことで、一般的には元日から2日にかけて見た夢のことを指します。
なぜこの3つなのかというと、調べてみるといろいろな説があります。
一に富士山、二に愛鷹山、三に初茄子の値段と、駿河国(静岡県中央部)で高いものを並べた句という説。
徳川家康が、富士山・鷹狩り・初物のなすを好んだことからという説。
富士には「無事」、鷹は「高い」、茄子は事を「成す」という縁起の良い言葉に掛けているという説。
そして続きの句があり、初夢は六番目まであるそうです。
四扇(しおうぎ)
五煙草(たばこ)
六座頭(座頭)
とつながります。
[初夢に見ると縁起が良いとされているものは六種類]
・富士山(ふじさん)
・鷹(たか)
・茄子(なすび)
・扇(おうぎ)
・煙草(たばこ)
・座頭(ざとう)※剃髪した琵琶法師のこと
過去に訪問マッサージで家に訪問させていただくと悩んでいる患者様がおられ、
「なにを悩んでいるのですか?」
と聞いてみましたら、
「長生きするのも、ほどほどだーねー」
とおっしゃられた患者様がおられました。
その場面から、施術中は楽しい時間にしたいと思っております。(施術の方法は改良しております。)
古典の書物の十四経発揮には、経穴は(ツボ)は左右合わせて全数で657穴あると書いてありますが、私は笑いのツボも真面目に真剣に探っております。
怒られそうな時は探りません。(過去に怒られたことがあります。)
毎年初夢で六種類のうち、茄子の夢は見られたかを患者様と確認しております。
ですが…なかなか見ることができません。
「初夢で六種類のうち、茄子の夢を見られるか楽しみですね♪」
患者様は、
「そんなうまいこと見れないよー」
と笑っておられました。
「一ヶ月くらい前に、茄子の夢を見ましたよ」
という貴重な患者様がおられ、胸躍りながら
「どんな茄子でした!?」
とお伺いして見ましたら、
「詳しくは覚えていませんが、大きな茄子でしたよ」
と教えて下さいました。
茄子の夢を見たことがある患者様がおられたことに驚きました。
嬉しくなりました。
「寝る前に枕元に、茄子を置いておいたら見れるのではないですか?」
と助言をくださった方もおられました。
スーパーに茄子を買いに行くのを忘れました。
諺の意味をお伝えしても、誰も「楽しみですね♪」とは、言ってくれませんでした…
患者様と…温度差を感じておりました…
案の定…
今年は患者様ともに初夢で茄子を見ることができませんでした…
熟睡することができました…
…
…
…
来年が楽しみです♪
※換気とフェイスシールドとN95マスクを着用し施術をさせていただいております。
90代女性 T様 野田市
患者様から戦争のお話を教えていただき、患者様の義祖父が日露戦争中に食事をした時のスプーンを見せてくださいました。
ロシア産のスプーンだそうです。
歴史小説家の司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』は日露戦争のことが描かれておりますが、日本海海戦で日本の連合艦隊がロシアのバルチック艦隊を破りました。
日露戦争の時のお話が聞けるとは思いませんでしたので驚きました。
患者様が戦争をご経験されたのは小学生の時で、昔は米が足りないので米と麦を混ぜて量を増やして食べた『麦飯』のお話を教えていただきました。
麦飯のことを調べてみると、
日本人は古来よりの主食は米と考えられてきたが、実際の日常食は麦飯やかて飯、あるいはアワ、ヒエなど米以外の穀物のみを炊飯したものが普通だった。
白米だけの飯は、都市部以外では祝祭時のみ炊かれるものだった。
米の乏しい畑作地帯では、これにさらにヒエやアワなど雑穀を加えたり、雑穀と大麦のみで作るような麦飯も、かつては見られた。
米と麦の比率については、明治・大正時代までは、麦のみの麦飯もあったが、米2麦8の混合率から次第に米3麦7、そして半々の半麦飯となり、戦後には米7麦3へとその比率が逆転した。
今日では、貧困から麦を食べることはなく、健康食品、あるいは麦とろ、牛タン定食、水軍鍋など特に麦飯と相性のよい食味を持つ献立に添えて、好んで食べられるように変化した。
患者様に、
「麦飯はどんな味でしたか?今のように美味しかったですか?」
と聞いてみましたら、
「昔は食べる物が少なかったから、美味しいか美味しくないかという話ではないんだ」
とおっしゃられた患者様の言葉が、強く記憶に残っております。
自分の質問の仕方を反省しました。
戦時中は食べる物が少なく、炊き出しでさつまいもを貰いに行き、少量の米と混ぜて炊いて食べたお話。
おかずが梅干し一つの『日の丸弁当』を学校で食べたお話。
お友達のお弁当の麦飯を食べさせてもらった時、飲み込めなかったお話。
患者様がご経験されてきた昔の生活と今の生活を比較すると、1日3食の白いご飯を食べられる時代に生きていくことができ、恵まれていること、ありがたみを知ることができました。
90代女性 N様 野田市
植物が好きな患者様に、季節の花を教えていただいております。
患者様と『桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年』の諺のお話になり、柚子の苗木の思い出をお話してくださいました。
昔、神社の苗木市で柚子の苗木が売っていて、
「この柚子は何年ぐらい経ったら実を付けるの?」
と苗木屋さんに聞いてみましたら、
「んー。5年くらいかなー?」
と言われたので、
「嘘を言ってるんじゃないよー」
と笑ったそうですが、買ってきて大事に育てながら実を付けるのを楽しみに待っていたそうです。
15年以上待っても中々実が付かなかったので「何回も木を切ってやろうかと思った」と笑っておられたのですが、実が付いた時は「嬉しかったよー」とお話してくださいました。
調べてみると、今では柚子の栽培が盛んになってからは、3年ほどで結実する「接ぎ木苗」を使った栽培方法が一般的になっているそうです。
『桃栗三年柿八年』の諺の意味を調べてみると、種を植えてから実を付けるまでの年数を表していますが、その他の意味として、物事を成し遂げるには長い年月がかかるという例えに使われています。
単に実を付ける年月を表すものではなく、人が技術や知恵を身に付けようとしても一朝一夕に実現できるものではなく、長い年月をかけることが必要。
桃は実を付けるまで3年。
栗は実を付けるまで3年。
柿は実を付けるまで8年。
柚子は実を付けるまで18年。
患者様の柚子の苗木の思い出から、諺の勉強になりました。
40代女性 K様 野田市
患者様から、
『今の子供はお灸を知らないですよ』
というお話がありまして、お灸に少しでも興味を持っていただけたらと思い、お灸のお役立ち情報をお伝えさせていただきます。
頚を前に倒すと骨が隆起するのですが、この第七頚椎棘突起と下の第一胸椎棘突起の間が大椎穴で、風邪の予防には大椎穴の多壮灸が良いといわれております。
大椎
取穴部位 第七頚椎棘突起と第一胸椎棘突起間に取る
(注)頭を前屈し、一番高く突出する棘突起が第七頚椎に当たることが多い。
薬局や通販で台座灸が購入できますので、大椎穴に台座灸を据えたりドライヤーやホッカイロで温めると風邪の予防になりお勧めです。
80代女性 H様 野田市
昔からの風習で1月7日の七草粥は知っておりました。
七つの草を覚えて学校の帰りに採って帰ってきたと、患者様が教えてくださいました。
調べてみると七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。
そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたそうです。
春の七草の名前
・セリ
・ナズナ
・ゴギョウ(ハハコグサ)
・ハコベラ(ハコベ)
・ホトケノザ
・スズナ(かぶ)
・スズシロ(大根)
昔の風習で1月14日または15日は、お餅をついて柳の枝を採ってきてメーダマ餅を作り、神様にお供えしたそうです。
患者様に今日の日付をお伝えした時に、
「14日はメーダマ餅だよね?」
と聞かれたのですが、知らない単語でしたので、
「???、目玉餅ですか?」
恐ろしいお餅が世の中にはあるのだなと思いましたら、
「目玉餅じゃなくて、メーダマ餅!神様にお供えするでしょうよ」
知りませんでしたので、
「なぜメーダマ餅を神様にお供えしたのですか?」
と聞いてみましたら、
「14日はメーダマ餅だよと言われたから作ってお供えしたけど…」
と笑っておられたのですが、途中から
「なんでメーダマ餅を作ったのだろう…」
と悩まれ始めたので、施術後に調べてみました。
繭玉(まゆだま)
繭の豊作を祈って作られる作り物の一種。
柳やミズナなどの枝に繭の形にした餅やだんごを多数つけたもので、メーダマ、繭餅、繭だんご、ともいう。
東北から関東、中部など東日本の養蚕地帯で盛んに作られた。
普通は小正月(こしょうがつ、14日の日没から15日の日没まで)に作るが、初午(はつうま、2月の最初の午の日)に再度作る所もある。
正月に縁起物として繭玉を飾る商店もみられる。
他の患者様にお伺いしてみましたら15日にお供えするそうですが、施術中も「カー、カー、カー」と鳴いていたカラスが天敵で、お供えしてから少し経つとお餅を口にくわえて持っていってしまうと笑っておられました。
フェイスシールドとN95マスクを着用してお話しますと、声が通らなくなってしまい、
「気をつけて帰ってね」
「車間距離をとり、気をつけて帰ります」
「魚取り?」
「車間距離」
「魚取り??」
「大物を獲ってきます…じゃないですよ!」
と、中々通じなくてお互い笑っております。
クイズ形式でヒントをお伝えして言葉まで到達しております。
農家様のお家は昔のしきたりや風習がしっかりされておられますので、教えていただき勉強になりました。
いつも前向きに頑張っている94歳の患者様。
私
「どうしていつも前向きに頑張れるのですが?
落ち込んだりしたことはないですか?」
患者様
「昔は深く考えたり、落ち込んだりしていた時期があった。
でももう深く考えないようにしている。
人生は自分の思い通りにはならない。
なるようになる。
なるようにしかならない。
深く考えるのはやめたんだ。」
と笑いながらお話して下さいました。
人生の大先輩から学ばせていただきました。
80代女性 Y様 野田市
特別養護老人ホームのお祭りで、患者様が小松みどり様と一緒に歌を歌い、サインをいただいたとお話して下さいました。
小松みどり様と患者様が一緒に歌っている姿の写真も、見せて下さいました。
原発性骨髄線維症の患者様との施術中のお話て教えていただいた諺がございまして、
『我が身を抓って人の痛さを知れ』
自分が病になって感じたこと学んだことをお話して下さいました。
患者様から学ばせていただきました。
90代女性 T様 野田市
特別養護老人ホームのカラオケ大会で患者様が優勝され、部屋にトロフィーが飾ってあります。
相田みつをさんの詩が好きなので、飾らせていただいております。
患者様のお気に入りの詩です。
80代女性 T様 野田市
特別養護老人ホームの患者様の、握る訓練をするボールです。
患者様自身が自分で訓練をしようと部屋に置いてありましたが、全くやっていない状況でした。
最初は真っ綺麗なボールでしたのが継続して訓練していただいた結果、ボロボロになりました。
この寒い時期に患者様からの質問が増えます、温湿布と冷湿布どっちがいいの?
基本的には、どちらの湿布も同じ消炎鎮痛薬を用いているので、薬としての効果は同じです。
湿布は温めたり冷やしているわけではなく、痛みを緩和させる為に暖かく感じる(カプサイシン)や、冷たく感じる(メントール)の成分が入っております。
一般的な痛みに対しては、冷感と温感の『どちらが気持ち良いか』で使い分けるのが良いと言われています。
スタッフ様からの手作りと教えていただきました。
患者様からお家で採れたキウイをいただきました。キウイをリンゴと一緒にビニール袋に入れて保存すると、リンゴからでるエチレンガスの作用でキウイが熟して甘くなると教えていただきました。
お家で採れた手作りの苺ジャムを患者様からいただきました。
患者様から畑で採れたエシャレットをいただきました。味噌をつけて食べると美味しいと教えていただきました。
診療時間
月曜・火曜・水曜・金曜・土曜:9時から12時、13時から20時
完全予約制
※施術中や訪問時は携帯電話は留守番電話に繋がりますので、伝言を残して下さいますようお願い申し上げます。仕事専用の携帯電話ですのでご安心下さい。留守電に伝言を残して下さいましたら必ず折り返しのお電話をさせていただきます。
※フォームからのお問い合わせは24時間受付中です。
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